トランプ氏集会の参加者、予想を大幅に下回る
オクラホマ州タルサ(CNN) トランプ米大統領が20日、11月の大統領選に向け南部オクラホマ州タルサで開いた選挙集会の参加者は、予想を大きく下回った。
市消防当局の発表によると、会場となった「BOKセンター」の定員1万9000人余りに対し、この日の一般入場者は6200人足らずにとどまった。
これに対してトランプ陣営の報道担当者、ティム・マートー氏は、入り口の金属探知機を1万2000人が通過し、アリーナ席はほぼ満席になったと主張した。
陣営側は当初、集会に100万人以上の申し込みがあったとして、トランプ氏による場外での演説も計画していたが、これは急きょ中止された。
陣営スタッフは「過激な」抗議集団が金属探知機を妨害するなどして支持者らの入場を阻止したと主張。しかし現地のCNN取材班によると、会場付近では3カ所の入り口のうち1カ所が一時的に閉鎖されたことを除き、目立った妨害行為はみられなかった。
大統領警護隊(シークレットサービス)の報道担当者がCNNに語ったところによれば、この入り口では数人のグループが入場を妨害しようとしたため、警察がしばらくの間、ゲートを閉鎖したという。
マートー氏は予想を下回る人出についての質問に、過激なデモ隊とメディアによる事前報道が原因だと述べた。