米ホワイトハウス付近で発砲、トランプ氏は会見室から一時避難

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会見中に発砲があったことを知らされ、トランプ大統領が警備員とともに一時避難した/Brendan Smialowski/AFP/Getty Images

会見中に発砲があったことを知らされ、トランプ大統領が警備員とともに一時避難した/Brendan Smialowski/AFP/Getty Images

ワシントン(CNN) 米ホワイトハウス付近で10日、トランプ大統領の記者会見中に発砲があり、トランプ氏が警備員に促されて会見室から一時避難する事態となった。

トランプ氏は数分後に会見室に戻り、発砲が起きたことを確認。「ホワイトハウスの外で発砲があった。事態は非常に良く制御できているようだ」と述べ、シークレットサービス(大統領警護隊)の迅速で効果的な働きに謝意を示した。

トランプ氏が会見席に戻った後、シークレットサービスはツイッターでこの件に言及。17番通りとペンシルベニア通りの間で発砲があったとし、捜査当局者が現場に出動していると明らかにした。

政権高官によると、ホワイトハウス付近で発砲した者がおり、この人物は身柄を拘束された。発生場所はホワイトハウスの敷地のすぐ外、ラファイエット広場の近くだという。

警備員が記者会見室に入りトランプ氏に退避を求めたとき、同氏は発言の途中だった。トランプ氏はいったん聞き返した後、警備員に促されて会見室から退出。その後、会見室に戻った際、大統領執務室に避難していたことを明らかにした。

トランプ氏はホワイトハウスの施設への侵入がなかったかを確認したといい、「この人物はどこにも侵入しなかったと思う。侵入は一切なかったと考えている」と述べた。

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