トランプ大統領、退役軍人の日で公の場へ 発言なし
(CNN) トランプ米大統領は11日、ベテランズデー(退役軍人の日)にあわせてアーリントン国立墓地で行われた式典に参加した。式典にはメラニア大統領夫人やペンス副大統領も参加した。トランプ氏が公の場に姿を見せるのは6日ぶりだが、発言はなかった。
トランプ氏は大統領職にとどまるべく激しい戦いを仕掛けており、大統領選での敗北を認めていないが、大統領の職務については関心が薄いようだ。
トランプ氏はSNSで扇動的で根拠のない主張を続けたり、ゴルフコースを回ったりしている。投稿の多くはツイッターによって誤解を招くとの警告が出ている。
ホワイトハウスの担当者は公務が少ないことについて擁護し、大統領としての全ての職務は果たしていると述べた。
情報筋によれば、トランプ氏は10日、法廷戦術の次の段階について顧問らと会談を行った。敗北宣言を出す様子はないという。トランプ氏が敗北を認めないことで、水面下では連邦政府の幹部の間で、ジョー・バイデン氏の政権移行チームに対するあらゆる協力が禁止されているとの見方が広まっている。