弾劾裁判の弁護団、新たな2氏を指名 トランプ氏事務所が発表

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米上院で開かれるトランプ前大統領の弾劾裁判の弁護団に新たに2人が加わった/NICHOLAS KAMM/AFP/Getty Images

米上院で開かれるトランプ前大統領の弾劾裁判の弁護団に新たに2人が加わった/NICHOLAS KAMM/AFP/Getty Images

(CNN) 米上院で開かれるトランプ前大統領の弾劾(だんがい)裁判での弁護団に、新たに2人が加わることになった。トランプ氏の事務所が発表した。

新たに弁護団を率いるのは、米法曹協会(ABA)幹部のデービッド・ショーン氏と、ペンシルベニア州で郡検事を務めたブルース・L・キャスター・ジュニア氏。

弁護団をめぐってはCNNが1月30日、主要メンバーら5人が離脱して事実上崩壊したと伝えていた。

弾劾裁判での弁護は大統領退任後の弾劾を違憲とする議論が中心になる見通し。だが事情に詳しい関係者らによると、トランプ氏はこれに耳を貸さず、大統領選で不正があったとの主張に固執してきた。

ショーン、キャスター両氏がトランプ氏の希望に沿った弁護方針を取るかどうかは明らかでない。発表には、両氏とも弾劾は違憲との見解で一致しているとの文言がある。

ショーン氏は声明で、トランプ氏と合衆国憲法の弁護にあたることは光栄だと述べた。

キャスター氏も声明の中で、「憲法の強さが米史上かつてないほどに試されようとしている」と述べた。

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