米連邦捜査官、連邦議員と議事堂暴徒のやりとりを調査

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米連邦議事堂が暴徒に襲撃される様子=1月6日/Samuel Corum/Getty Images

米連邦議事堂が暴徒に襲撃される様子=1月6日/Samuel Corum/Getty Images

(CNN) 米連邦議会議事堂で今年1月6日に発生した暴動について、連邦捜査官が議員とトランプ氏支持者の暴徒の間で交わされたやりとりの記録を調べていることがわかった。この件に詳しい当局者が明らかにした。

議員が故意に、または意図せずに暴徒を支援したかどうかの解明に一歩近づくことになる。

この当局者によると、これまで集められたデータには1月6日前後に議員との接触を示すものや、暴動に参加したとされる人物の間で議員との協力を話したやりとりが含まれている。

当局者はこうしたやりとりの存在が議員による不法行為を示唆するわけではなく、捜査官はまだ議員を捜査対象にしていないと注意を促す。ただ、議員やそのスタッフが暴徒を支援していた可能性を示す根拠を見つけた場合は、そうしたやりとりの内容を取得するための令状をとる可能性がある。現時点ではそこまで踏み込んだ捜査は行われていない。

暴動に絡んで約300人が訴追されたが、捜査は逮捕が容易な暴動の参加者から、暴動を共謀し計画したと疑われる人物へと焦点を移している。

司法省はこの件で、20人以上の検察官を割り当て、ワシントンの外からも人を投入。暴徒への資金提供の可能性や議員やそのスタッフが暴動を支援したかなど、より解明の難しい問題に取り組んでいる。

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