バイデン米大統領、今月25日に就任後初の公式記者会見
(CNN) サキ米大統領報道官は16日、バイデン米大統領が3月25日に就任後初となる公式の記者会見に出席すると明らかにした。
CNNの過去100年の分析によれば、バイデン大統領の就任後初の公式記者会見は直近の前任者15人よりも遅い。前任者全員は単独の記者会見を就任後33日以内に行っていた。
ホワイトハウスはバイデン大統領がこれまで公式の記者会見を実施しなかったことについて擁護。バイデン大統領はすべての米国人が接種できる量の新型コロナウイルスワクチンの確保と、1.9兆ドル(約200億円)規模の新型コロナ対策の財政支援成立に注力してきたと指摘した。
サキ報道官はまた、バイデン大統領が週に何度か質問に答えているとも述べていた。
ジャンピエール副報道官は14日、MSNBCの番組で、バイデン大統領はイベントで記者団からの約40問の質問に答えていると指摘。ジャンピエール副報道官は「これが大統領だ。イベントに出席し、記者が質問を投げつけ、それに答える」と述べた。
バイデン大統領は記者会見で、国境に移民の子どもたちが急増している問題をはじめ、新型コロナ対策法の実施、バイデン政権によるすべての米国人へのワクチン接種の取り組み、学校の教室に子どもたちを戻すことといった喫緊の課題について質問を受けることになりそうだ。