マリフアナのにおいで車内捜索は禁止に、米NY市警が新指針

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米ニューヨーク州が娯楽用のマリフアナを合法化したことを受け、ニューヨーク市警が新たな捜査手順をまとめた/shutterstock

米ニューヨーク州が娯楽用のマリフアナを合法化したことを受け、ニューヨーク市警が新たな捜査手順をまとめた/shutterstock

(CNN) 米ニューヨーク州が最近、成人向けに娯楽用のマリフアナを合法化したことを受けニューヨーク市警は、マリフアナのにおいをかぎ取った場合でも車両の捜索を容認しないことなどを含む新たな捜査手順をこのほどまとめた。

マリフアナが燃焼したにおい、あるいは燃焼前のマリフアナ自体のにおいを感知しても捜索は認めないとの内容となっている。

この新たな捜査手順に基づき、車両捜索は運転手に吸引の影響が見られ、利用したと判断し得る相当な理由があった場合に可能となる。また、車両内でもしくは運転中に吸引していたと考えられる十分な理由があった場合も同様となる。

ただ、車両のトランク内の捜査は、犯罪の証拠となる物件が隠されていると信じ得る別の相当な理由がない限り不可能となった。

さらに、3オンス(約85グラム)以下のマリフアナが21歳以上の人物に手渡しされている現場を目撃した場合でも、現金のやり取りが伴わなければ取り締まり出来ないと定めた。

マリフアナを吸引した後の運転や運転中の利用などは引き続き違法行為とされている。

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