メキシコ国境での拘束者、17.8万人と20年ぶり高水準 米CBP

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米・メキシコ国境付近で中米出身の女性が子どもを抱えながら米税関・国境警備局の処理を待つ/John Moore/Getty Images North America/Getty Images

米・メキシコ国境付近で中米出身の女性が子どもを抱えながら米税関・国境警備局の処理を待つ/John Moore/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米税関・国境警備局(CBP)は11日、4月に米国とメキシコとの国境で拘束した移民の人数が17万8000人超だったと明らかにした。3月からわずかに増えて、20年ぶりの高水準となった。ただ、同伴者のいない子どもの移民の数は減少した。

CBPによれば、4月に拘束した同伴者のいない子どもの移民は1万7171人と3月の約1万9000人から減少した。

CBPが拘束している子どもの数は11日時点で455人と、3月のピーク時の5767人から90%以上減少した。CBPの保護下に置かれる時間は平均して28時間となっている。

拘束された移民のうち半数以上の11万人あまりが単身の成人だった。トランプ前政権時代の新型コロナウイルスに関連した緊急措置としてメキシコなど出身国に即座に送り返される対象となっている。

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