米各地でパレスチナとの連帯訴えるデモ
(CNN) イスラエルとパレスチナの間で衝突が続くなか、米各地の都市で15日から16日にかけ、パレスチナとの連帯を訴える数千人規模のデモが展開された。
15日は1948年のイスラエル建国により、70万人以上のパレスチナ人が難民となった「ナクバ(大惨事)」の日に当たる。
デモはカリフォルニア州の州都サクラメントや首都ワシントン、中西部イリノイ州シカゴなど各地で実施され、参加者らは手書きのプラカードを掲げたり、メガホンでスローガンを唱えたりしながら行進した。
ニューヨークではパレスチナ系の人気モデル、ベラ・ハディッドさんもデモに参加し、インスタグラムに写真や動画を投稿した。
テキサス州ダラスの集会に参加した女性(26)はCNNとのインタビューで「これまでも市内で親パレスチナのデモに出てきたが、2014年の交戦時でも参加者は数百人にすぎなかった」と語った。
ルイジアナ州ニューオーリンズのデモに参加したパレスチナ系米国人の男性は、「ガザとパレスチナで起きている不正義を世界の人々に知ってもらいたい」と訴えた。