大学近くの湖で「ピラニア」捕獲、紛れ込んだ背景を調査 米ルイジアナ州
(CNN) 米ルイジアナ州の魚類野生生物局は30日までに、同州バトンルージュのルイジアナ州立大学のキャンパス近くにある湖で南米に生息する肉食の魚「レッドピラニア」が最近捕まったことを受け、紛れ込んだ背景などを調べていると発表した。
声明で、ペットとして飼われていた後、湖に放出された可能性があると述べた。州内でピラニアの所有や売買は禁止されている。
米スミソニアン国立動物園によると、レッドピラニアは南米のアマゾン川流域に広がる盆地の下流の高地で生息している。成長すれば体長は1フィート(約30センチ)以上になる。鋭い歯と強力なあごを持つことで知られる。
魚類野生生物局は、映画などの影響でどう猛な魚との印象を持たれているが、他の魚や甲殻類を襲うよりも死んだり死にかけていたりする餌をあさることがより多いと推測している。
ピラニアは鋭い歯と強力なあごを持つことで知られる/Louisiana Department of Wildlife and Fisheries
同州立大のキャンパスを囲むように位置している湖は6つあり、同局は他のピラニアもいないかどうかを確かめるための調査をしている。
ピラニアを捕まえた場合、同局に連絡し、湖に戻さないよう求めてもいる。