湖に小型機墜落、教会指導者ら7人死亡か 米テネシー州
(CNN) 米南部テネシー州の州都ナッシュビル近郊で29日夜、離陸直後の小型機が湖に墜落し、搭乗していたキリスト教会の指導者ら7人全員が死亡したとみられる。
墜落したのはセスナ501型機。ナッシュビル近郊の空港を出発し、南部フロリダ州のパームビーチ国際空港に向かっていた。
地元当局の発表によると、墜落機にはキリスト教系のレムナント・フェローシップ教会を設立したグウェン・シャンブリン・ララさん、夫で俳優のジョー・ララさんと義理の息子、さらに夫婦2組が乗っていた。
国家運輸安全委員会(NTSB)が墜落の原因を調べている。
ダイバーが現場で機体や遺体の一部を発見した/Rutherford County
グウェンさんは栄養士の資格を持ち、信仰に基づく減量プログラムを提唱していた。ジョーさんは1996~97年に放映されたテレビ版「ターザン」の主役を演じた。同乗していた夫婦らも同教会のリーダーとして活動していたという。
当局者らによると、現場ではダイバーらが30日までに機体や遺体の一部を発見したが、今も作業が続いている。