バイデン大統領、「行動月間」を呼び掛け ワクチンのさらなる接種促す
(CNN) バイデン米大統領は2日、「行動月間」を発表し、独立記念日にあたる7月4日までに米国の成人の70%が少なくとも1度、新型コロナウイルスワクチンの接種を行うという同政権の取り組みについて追加措置を発表した。
バイデン氏はホワイトハウスで、政権の掲げる70%という目標に達するには連邦政府や州政府、そのほかの地方政府、民間部門、そして最も重要な米国民とすべての人々が加わる必要があると指摘。70%の目標を達成することで新型コロナウイルスから独立し、1年の大部分を自由に過ごせるようになると語った。
バイデン氏はワクチン接種をしていない国民に対して重病にかかったり、死亡したり、他の人々に新型コロナウイルスを感染させたりする危険性があると警告。特に若年層に対して、健康状態に長期的に影響を及ぼす可能性があると指摘した。
バイデン氏は、世界中の人々が受けようと必死になっているワクチンをすべての米国人は近くの薬局で待つことなく無料で接種できると述べた。