黒人少年が携帯電話盗んだと虚偽の訴えをした疑い、女を起訴 米NY
(CNN) 米ニューヨークで、昨年12月に黒人の少年が携帯電話を盗んだとの虚偽の主張をしたとされるカリフォルニア州在住の女が、憎悪犯罪の罪で起訴された。
CNNがマンハッタン地区検事局から入手した起訴状によると、ニューヨーク州の大陪審は、逮捕監禁罪やヘイトクライム(憎悪犯罪)、児童福祉に関する違反、悪質な嫌がらせの4件の罪でマイヤ・ポンセット容疑者を起訴した。
同検事局の報道担当者によると、ポンセット被告の弁護士は先月30日、マンハッタンの裁判所で開かれた審理で、被告に代わってリモート形式で出廷し無罪を主張。
ポンセット被告は昨年12月、市内にあるアーロ・ホテルで、彼女の携帯電話を所持していると主張し、著名なミュージシャンである父親とともにいた14歳のキーヨン・ハロルド・ジュニアさんを非難したとされている。だが捜査当局によると、キーヨンさんは実際には所持していなかったという。