ワクチン接種拒む米国民、不信感と副反応懸念が主因 調査
(CNN) 新型コロナウイルスのワクチン接種を「決してあるいは多分」受けないと判断している米国民の48%、人数にして約1270万人がワクチンへの不信感を理由にしていることが米国勢調査局のデータでこのほど判明した。
1カ月前の同様調査時の46%から増えていた。また、ワクチンの副反応への危惧は51%で、これも49%から上昇していた。
これらの数字は、同局の簡易調査で得られたデータをCNNが分析して把握した。最近の簡易調査は先月23日から今月5日まで実施された。
決してあるいは恐らく接種に応じないとした理由でこの他目立ったのは、接種の必要性を信じないが35%、政府への疑心が34%、安全性を見極めるため待機するのが27%だった。
また、14%は新型コロナは深刻な疾病でないと回答。18%はワクチンが有効性を持つのかどうか知らないと応じていた。
バイデン米政権はここに来て新型コロナウイルスワクチンに関する偽情報をより積極的に是正する対策に着手。ビベック・マーシー米医務総監は最近、医療問題に関する偽情報は公衆衛生にとって深刻な脅威になると新たに警告していた。