米国内80カ所で大規模な森林火事、計40万ヘクタール焼失
火災情報サイト「インシウェブ」のデータによると、最も焼失面積が大きいのはオレゴン、カリフォルニア州境の火災で、18日午後の時点で12万ヘクタールを超えた。今月6日に発生し、これまでに少なくとも民家21棟を含む建物75棟が焼失。さらに5072世帯が危険にさらされている。鎮火率は22%とされる。
カリフォルニア、ネバダ州境付近で4日、落雷により発生した火災は18日までの焼失面積が7400ヘクタール、鎮火率は0%。少なくとも3棟の建物を焼き、幹線道路を越えて延焼している。
米西部一帯では19日も、雷の発生しやすい天気と猛暑が続くとみられ、専門家は引き続き火災への厳重警戒を呼び掛けている。