ワクチンめぐり対立、反対派の非難恐れて極秘接種も 米ミズーリ州
フレーズ氏の病院には28日の時点で新型コロナの患者33人が入院中で、この数はさらに増える見通しだ。
「入院患者は全般的に、以前より若くなっている。もっとずっとたくさんの酸素を必要とする人が急速に増えている」とフレーズ氏は言い、「入院患者の大半はワクチンを接種していなかった」と付け加えた。
「昨年秋からこの冬にかけては入院患者が22人前後のピークに達するまでに4カ月かかった。ところが今回は30日でその数を超え、今日は33人になった」
ミズーリ州で入院患者が増え続けているのは同病院だけではない。
コックスヘルス病院は、新型コロナ関連の死者急増を受け、遺体安置所の容量を増やしている。
「遺体を冷却して遺体安置所の外に置くことができるポータブル技術を導入した」「最近になって死者があまりに急増したので、これを拡張しなければならなかった」。同病院のスティーブ・エドワーズ社長兼最高経営責任者(CEO)は27日の記者会見でそう語った。