未払いの家賃めぐる口論からの銃撃で2人死亡、1人負傷 米ラスベガス
(CNN) 米ネバダ州ラスベガスで10日、未払いの家賃をめぐる口論から銃撃が発生し、女性2人が死亡、男性1人が負傷した。地元警察が明らかにした。
銃撃に関連して、被害者3人に部屋を貸していたアーノルド・サンチェス容疑者(78)が殺人と殺人未遂の罪で起訴された。
事件は真夜中過ぎに発生。報道向けの発表によると警官が現場に駆け付けたところ、女性1人が銃で撃たれた状態で私有車道に横たわっていた。女性はその後、死亡が確認された。
続いて家屋から、銃で何発も撃たれたとみられる男性1人が出てきたという。男性は重体で、地元の病院に搬送された。CNN提携局のKSNV―TVが明らかにした。
後にサンチェス容疑者と判明する銃撃犯は当時、家屋の中にいたが、すぐに出てこなかったため警察は特別機動隊(SWAT)の出動を要請。最終的に同容疑者は説得を受けて家屋から出てきたところを拘束された。
家屋の中で警官は別の女性1人を発見。女性はその場で死亡が確認された。
被害者3人の身元とそれぞれの死因などは同州クラーク郡の検視局が発表する予定。