カイトサーフィン中の男性、海辺の住宅に激突し死亡 米フロリダ州
(CNN) 米フロリダ州フォートローダーデールで25日、カイトサーフィンをしていた男性が海辺の住宅に激突して死亡した。地元の消防救急隊幹部が明らかにした。
カイトサーフィンは専用のカイトで風の力を利用しながらボードで水上を滑走するウォータースポーツ。上記の50代の男性は重体で病院に運ばれたが、午後1時過ぎに負傷がもとで死亡した。
消防救急隊の隊員は午前10時ごろ、当該の住宅に駆け付けた。男性1人が建物の側面に突っ込んだとの通報を受けたという。
消防救急隊の幹部のスティーブン・ゴラン氏によると、現場に居合わせた人が隊員に対し、2~3軒先にあるビーチから男性が飛ばされて当該の住宅の北側にたたきつけられたと説明した。
隊員が現場で対応している間も、男性を飛ばしたオレンジ色のカイトは住宅のバルコニーに垂れ下がっていた。
ゴラン氏は、事故前後の時間帯に現場で「強風と激しい雷雨」が発生していたとの見方を示唆した。