幹線道路の一部が流され2人死亡、10人負傷 米ミシシッピ州
(CNN) 大型ハリケーン「アイダ」による豪雨に見舞われたミシシッピ州で30日夜、幹線道路の一部が流されて通行中の車が巻き込まれ、当局者らによると2人が死亡、10人が負傷した。
ミシシッピ州ハイウェーパトロールの隊員は、負傷者のうち3人は重体だと述べた。
同隊員と地元保安官事務所の当局者がCNNに語ったところによると、同州とルイジアナ州を結ぶ幹線道路で2車線の一部が流された。その跡にできた長さ約15メートル、深さ約6メートルの空洞に、車7台が落下した。
アイダは29日、ルイジアナ州に上陸した。その後、勢力を弱めて熱帯低気圧となり、30日午後10時の時点ではミシシッピ州ジャクソンから北北東へ約130キロの地点をテネシー州へ向かっていた。
ミシシッピ州では5万8000人以上の住居で停電が続いている。