感謝祭の食事中に流れ弾、男性が死亡 米ペンシルベニア州
(CNN) 米ペンシルベニア州ノリスタウンで、感謝祭の夕食を家族と食べていた男性(25)が流れ弾に当たって死亡したことが分かった。モンゴメリー郡の地区検察局が明らかにした。
検察によれば、男性が自宅でテーブルに座り、家族と一緒に感謝祭の夕食を食べていたところ、窓から1発の弾丸が入ってきて男性に当たった。
警官は午後9時半前に現場に到着し、男性を発見した。男性は胴体に銃弾を受け、反応がなかった。男性は病院へ搬送されたが、その後、死亡が確認された。
モンゴメリー郡とノリスタウンの警察が合同で捜査を行っている。発砲は男性とは関係のない口論が原因だったという。
当局によれば、発砲前に近隣の住宅で、19歳の男とそのガールフレンド、そのほか2人が感謝祭の夕食会から退席するよう求められ、アルコール類がなくなっているのが見つかった。ガールフレンドのいとこは男の住居の外からアルコール類を元に戻す手はずを整えた。男の住居がある通りは流れ弾に当たって死亡した男性の自宅がある通りと交差していた。
いとこが男の住居の外に車を止めたところ、男が銃を手に出てきたため、その場を走り去った。いとこが逃げる際に複数の発砲があった。
監視カメラの映像と窓の弾痕を分析したところ、この発砲によって発射された弾丸によって男性が死亡したことがわかった。
検察によれば、容疑者の男は逃走中。殺人などの容疑で逮捕状が出ている。