パトロール中に銃撃された警官が死亡 米ボルティモア

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パトロール中に銃撃に遭い、重体となっていた警察官のキオナ・ホリーさんが死亡した/From ODMP

パトロール中に銃撃に遭い、重体となっていた警察官のキオナ・ホリーさんが死亡した/From ODMP

(CNN) 米ボルティモアで、パトロール中にパトカーの車内にいたところを銃撃され重体となっていた警官が死亡した。同市警が明らかにした。

ボルティモア市警のマイケル・ハリソン本部長は23日、フェイスブックに投稿した声明で、当該の女性警官、キオナ・ホリーさんが生命維持装置を外されたと述べた。声明によるとホリーさんの容体は過去数日で悪化していた。家族が医師と相談のうえ、「最も困難な決断を余儀なくされた」という。

ハリソン本部長は、ホリーさんの強さと勇気に全員が感銘を受けたと付け加えた。

ボルティモアのブランドン・スコット市長も、地域の治安を守ってきた献身的な公務員としてホリーさんを称賛した。

ホリーさんは夜間パトロールのシフト勤務中だった16日の午前1時半、パトカーの中に座っていたところを車両の背後または横から徒歩で近づいたとみられる人物に銃撃された。

その後、ホリーさんはパトカーのアクセルを踏み、車は衝突したという。

この銃撃に関連して先週、31歳と32歳の男2人が殺人未遂の容疑で訴追された。2人は別の男性の死亡に関しても殺人容疑で訴追されている。この男性はホリーさんが撃たれて間もなく、現場から遠くない住居で射殺されていた。

ボルティモア市警のハリソン本部長は、両容疑者が罪を認めていると述べたうえで、2つの銃撃事件には関連があると指摘。容疑者2人はホリーさんを撃った後で現場を立ち去り、上記の男性の家へ行き、殺害行為に及んだと述べた。

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