高校生が校長と警官に発砲、撃ち返され重体 米カンザス州
(CNN) 米中西部カンザス州の高校で4日、生徒が校長と常駐の警官に向かって発砲し、警官に撃ち返されて重体となった。
地元警察は5日までに、ほかの生徒らにけがはなく、脅威は排除されたと発表した。
発砲したのは18歳の男子生徒と判明した。地元検察によると、死刑に相当する殺人の未遂罪に問われている。
学校のサイトによれば、この生徒は校内のフットボール・チームに所属していた。重体だが命に別条はないとされる。
生徒は事務室に呼び出され、その場で校長を撃ったとみられる。警察には午前10時半ごろ通報があった。
撃たれた校長と警官も病院へ運ばれ、手当てを受けて帰宅した。
捜査には連邦当局も参加し、州知事室も事態を注視しているという。
現場の高校は、ミズーリ州境の主要都市カンザスシティーから南西へ車で30分ほどの街に位置している。
CNNの集計によると、米国内の小中高校で起きた発砲事件は今年に入って12件目。