米議会襲撃に対応後9日で自殺、警官を殉職と認定 妻が申し立て
法廷会計学を専門とするソールズベリー大学の教授でもあるウェーバー氏は、「これは最初から法医学的な死亡調査だった。当初は、スミス警官に何が起こったのかわからなかった。私たちは、ジェフが1月6日に外傷性脳損傷を負っていたことを証明するために、解剖、専門家証人、ボディーカメラの映像、連邦政府の召喚状から証拠を集めた」と語った。
ウェーバー氏は昨年CNNに「実際の死因は銃弾かもしれないが、一連の出来事は1月6日に動き出し、その連鎖は続いていた」と語った。
スミスさんの家族は今、スミスさんの死が1月6日に負ったけがが原因であるとの認定を退職救済委員会から得た。ウェーバー氏によると、この認定により、エリスさんは医療給付を受けることができるようになる。
首都警察の警官の自殺が業務中の死とされた前例はないとウェーバー氏は話した。
「スミス警官の未亡人は感慨深く思っている。というのも、今回の件が将来多くの家族を救うことになると知っているからだ」とウェーバー氏は語った。エリンさんは、殉職した英雄とその家族が受ける儀式と名誉を、今こそ夫に与えるよう求めているという。