米大統領補佐官、ロシアに対抗した化学兵器使用は考えず
(CNN) サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は27日までに、ウクライナ情勢に触れ、米国はいかなる状況でも化学兵器を使うつもりはないとの考えを示した。
バイデン大統領が24日、ロシアがウクライナで化学兵器を投入した場合、「同じようなやり方」で応じるとした発言の背景説明で述べた。
サリバン補佐官は、バイデン氏は24日の記者会見で米国は「状況に応じて」対処するとも表明していたと説明。
「ロシアが取った行動の性質に基づき我々の対応の種類や性質を選び、同盟国と協調して動くだろうという意味だ」と指摘。バイデン大統領が数週間前、公の場で明言したように、ロシアが化学兵器を使えば厳しい代償に直面することはロシア側へ既に伝えてあるとも主張。
「どのような状況にあっても化学兵器を使う意図は米国にないということに尽きる。以上」とした。