女児死亡の路上銃撃事件、10代の2人を逮捕 米NY市

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死亡した少女のために花などを手向ける人々=17日、米ニューヨーク市ブロンクス区/Steve Sanchez/Sipa USA/AP

死亡した少女のために花などを手向ける人々=17日、米ニューヨーク市ブロンクス区/Steve Sanchez/Sipa USA/AP

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市ブロンクス区で先週、道を歩いていた11歳の女児が流れ弾に当たって死亡した事件で、ニューヨーク市警(NYPD)は24日までに、発砲したとされる少年ら10代の2人を逮捕した。

警察の調べによると、現場での路上では16日午後5時前、2人乗りのスクーターの後ろに乗った15歳の少年が、13歳の少年を狙って発砲。その銃弾が女児の腹部に命中した。女児は同日夜、搬送先の病院で死亡した。

15歳の少年は20日、母親と一緒に前夜から滞在していたホテルで逮捕され、殺人などの罪に問われている。

スクーターを運転していた18歳の容疑者は23日に出頭し、逮捕された。警察は殺人罪などでの起訴が妥当としているが、検察の方針は明らかでない。

ニューヨークのアダムス市長は20日の記者会見で「子どもが子どもを殺す」事件を嘆き、「違法な銃が菓子や漫画本と同じくらい容易に手に入る」と指摘した。

ブロンクス区の検事によると、区内で今年、銃で撃たれた16歳以下の子どもは16人。このうち11人が14歳以下だという。

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