子どもたちのいるキャンプ施設で発砲、警官が男を射殺 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州ダラス郊外の屋内施設で13日、サマーキャンプの子どもたちがいる部屋に向けて発砲した男が、警察に射殺された。当局が明らかにした。
同州ダンカンビル警察の発表によると、緊急通報を受けて約2分後に、警官が現場に到着。拳銃を持った容疑者の男と銃撃戦になり、男は負傷して搬送先の病院で死亡が確認された。子どもたちや職員、警官にけがはなかった。男の身元は公表されておらず、動機も不明。
男は拳銃を持ってメインロビーの入り口から施設内に侵入し、少なくとも1発を発砲した。男がスタッフと言葉を交わした際に発砲したと思われる。職員はすぐに子どもたちを安全な場所に避難させ、ドアを施錠した。
容疑者は教室へ向かったが、中に入ることができず、子どもたちがいる教室に向けて発砲したという。
その後、容疑者は別の子どもたちがいた体育館に向かったが、発砲はしなかった。現場に駆け付けた警官は体育館で容疑者を発見し、銃撃戦になった。
「スタッフはロックダウンの手順に従った。スタッフの的確な行動と警察の機敏な対応のおかげで、それ以上の負傷者を出さずに済んだ」と警察は説明している。
サマーキャンプは4歳~14歳の子どもが対象で、平均250人以上の子どもやスタッフが参加していた。