同性婚擁護法案に反対の下院議員、直後に息子の同性結婚式に 米
(CNN) 同性婚の権利を連邦レベルで保障する法案に反対票を投じた米共和党の下院議員が、3日後に息子の同性結婚式に出席していたことが分かった。
グレン・トンプソン議員(ペンシルベニア州選出)は19日に下院での採決で、同性婚や異人種間の結婚を擁護する「結婚尊重法案」に反対した共和党議員157人のうちの1人。同法案は下院を通過し、現在上院で審議されている。
一方でトンプソン氏の報道担当者は、同氏と夫人が22日夜、息子と同性の相手との結婚式に出席して2人を祝福し、門出を祝ったと発表。夫妻は「義理の息子」を大いに歓迎しているとも語った。
結婚式出席についてはNBCニュースが最初に伝え、CNNも確認した。トンプソン氏がなぜ法案に反対したのかという質問に、同氏の事務所から返答はない。