トランプ氏宅捜索、令状請求の宣誓供述書が開示される 「妨害の証拠」に言及

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トランプ氏の自宅の捜索令状を請求する際に提出された宣誓供述書が開示された/James Devaney/GC Images/Getty Images

トランプ氏の自宅の捜索令状を請求する際に提出された宣誓供述書が開示された/James Devaney/GC Images/Getty Images

(CNN) 米フロリダ州にあるトランプ前大統領の自宅「マール・ア・ラーゴ」の捜索令状を請求する際に提出された宣誓供述書が26日、一部黒塗りの状態で開示された。

これによると、連邦捜査局(FBI)は裁判所に対し、国家安全保障関連の機密文書がマール・ア・ラーゴ内の「無許可」の場所に不正に持ち出されたと考える「相当な理由」があると説明。捜索で「妨害の証拠」が見つかる可能性が高いと述べた。

宣誓供述書は、司法省がFBIによるマール・ア・ラーゴの家宅捜索を正当化するために使った文書のひとつ。この家宅捜索は、司法妨害や国家安全保障を危険にさらしかねない機密文書の不適切な扱いに関する捜査の一環だった。

捜査員はマール・ア・ラーゴから既に回収された箱から機密資料が見つかったことを受け、家宅捜索が必要と判断したという。こうした機密資料の中には、公開されれば「秘密の人的情報源」や海外での情報収集戦術を危険にさらしかねないファイルが含まれていた。

司法省の令状請求に先立ち、国立公文書館は数カ月にわたりマール・ア・ラーゴに保管されたトランプ政権時代の文書の回収を試みていた。国立公文書館は1月にマール・ア・ラーゴから15箱分の大統領関連資料を回収した後、司法省に刑事捜査を要請した。

FBIの捜査員は5月、国立公文書館に提出された15箱を調査。宣誓供述書はその際に見つかった機密文書の数を詳述している。

これによると、機密指定の文書は計184点あり、そのうち67点が「秘密(コンフィデンシャル)」、92点が「機密(シークレット)」、25点が「最高機密(トップシークレット)」だった。

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