トランプ氏自宅捜索、裁判所が宣誓供述書の公開を命令 一部黒塗り認める

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トランプ前米大統領/Brandon Bell/Getty Images

トランプ前米大統領/Brandon Bell/Getty Images

(CNN) 米フロリダ州南部ウェストパームビーチの連邦裁判所判事は25日、トランプ前大統領の自宅「マール・ア・ラーゴ」の家宅捜索令状に関連する宣誓供述書を26日正午までに公開するように司法省に命じた。供述書の一部の黒塗りも認めた。

供述書には犯罪があった相当の理由が存在すると捜査官が考える理由が示されている。捜索令状に基づき、連邦捜査局(FBI)は今月前半にマール・ア・ラーゴの家宅捜索に入った。

司法省は25日、ブルース・ラインハート下級判事に黒塗りの編集案を提出し、その後公開が命じられた。

司法省の報道官は裁判所への提出を発表したが、それ以上のコメントは避けた。

検察側は進行中の刑事捜査を妨げないように情報の非開示を続ける必要性を訴えていた。特に大陪審の活動を公開しない点や、現在及び将来の情報提供者となる証人の保護を主張していた。

ラインハート判事は命令で、司法省の主張により供述書の一部が非公開のままであるべきだと判断したと言及。その理由として、公開すれば(1)証人や法執行当局者、まだ訴追されていない人物の身元、(2)捜査の戦略や方向性、範囲、ソース、方法、(3)大陪審の情報が明らかになると述べた。

ラインハート氏は司法省の提案した編集案が「進行中の捜査の完全性を保つ点で政府の正当な利益に資するように狭く編集されたものであり、宣誓供述書全体の秘匿に対して最も負担の少ない代替案である」ことを司法省が示したと結論づけた。

CNNを含むメディア各社は裁判所に対して、編集案に関して司法省から提出された非公開の書面を公開するように求めている。

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