イランの新たな対ロ兵器供与を懸念、地対地ミサイルなど 米
(CNN) 米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は22日までに、ロシアがイランに対し地対地ミサイルを含む新たな兵器の供与を求める事態を米国が懸念していることを明らかにした。
イランによるロシアへの軍事支援についてはドローン(無人機)の提供が表面化。カービー調整官は、ロシアによるドローン攻撃を支援するイラン軍要員がロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島に渡ったとして、イランはウクライナ戦争への直接的な関与者となったと批判した。
「イラン軍要員は地上でロシア軍によるドローン攻撃を手助けしている」とも主張した。
イランはロシアへのドローン譲渡を否定。ロシアもウクライナで使っているドローンは自国製と説明している。これに対し欧米は虚偽の主張と反発している。