米議会襲撃調査の下院特別委、21日に最終報告書を公表へ
(CNN) 昨年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件を調査している下院の特別委員会は、19日に最後の公開会合を開き、21日に最終報告書を公表する見通しとなった。
委員長を務める民主党のトンプソン議員が13日、記者団に語った。
公開会合では最終報告書を承認する採決や、刑事訴追に向けた司法省への付託に関する発表が予定されているが、報告書自体の一般公開はその2日後とした。
委員会のメンバーらは年内に最終報告書を出す方針を示していた。年明けの新議会では、多数派を奪還した共和党が委員会を解散させると予想されるためだ。
トンプソン氏によると、司法省への付託以外にも下院倫理委員会や弁護士会、選挙資金関連など、刑事訴追には至らない複数分野での付託も予定している。
付託の対象者とそれぞれの理由は、19日の会合で報告する。付託に関する小委員会からの提言を採択するかどうかの採決も実施するという。