学習支援団体の拠点で銃撃 生徒2人死亡、創設者は重傷 米アイオワ州
(CNN) 米中西部アイオワ州の州都デモインにある学習支援団体の拠点で銃撃が発生し、警察によると生徒2人が死亡、団体の創設者の男性1人が重傷を負った。
現場は地域の子どもたちの学習支援に取り組むNPOの活動拠点。23日午後1時前に銃撃の通報があり、負傷者らが病院へ運ばれた。警察は容疑者や被害者の身元を公表していないが、デモイン市長が重傷者は創設者だと明らかにした。
警察は銃撃にかかわった車の特徴を把握し、約20分後に現場から3キロあまりの地点で発見、停止させた。
容疑者の名前や容疑は公表されず、動機も今のところ不明だが、警察は「無差別ではなく、特定の相手を狙った銃撃だったことは確かだ」としている。
NPOは地元出身のミュージシャンが率い、歌や講演を通して問題を抱える子どもたちを支援する。顧問にはレイノルズ知事の名前もある。
レイノルズ氏は声明で、事件への「衝撃と悲しみ」を表明した。