新任の駐ロシア米国大使、モスクワに到着 12月に指名承認
(CNN) 米国のリン・トレーシー駐ロシア大使は26日、モスクワに到着したことをツイッターへの投稿で明らかにした。
トレーシー氏の大使任命の人事案は昨年12月、圧倒的賛成多数で承認された。同氏は以前、モスクワ大使館の首席公使を務めていた。
トレーシー氏はモスクワへの出発前にアナトリー・アントノフ駐米ロシア大使と面会した。
国務省のプライス報道官は24日、ロシアとの意思疎通の経路は確保しておきたいとかねて表明してきたと発言。不当に拘束された米国市民やロシアのウクライナ侵攻の代償といった「最優先事項での我々の立ち位置を伝えるため」こうした経路を活用すると説明した。
プライス氏はまた、モスクワの米大使館がロシア政府から圧力や制約を受けているとした上で、米国にあるロシア大使館を通じた意思疎通も可能だと指摘した。
トレーシー氏がモスクワに到着する前日には、米政府が主力戦車「エイブラムス」31台のウクライナへの供与を発表。その後ロシアはウクライナ首都キーウ(キエフ)にミサイル攻撃を加える展開となっている。
ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、西側諸国によるウクライナへの先進的な戦車の供与は、ロシア・ウクライナ間の紛争への「直接的な関与」に当たるとの見解を示した。