全米各地で荒天、倒木が車を直撃して女性死亡
(CNN) 4日の米独立記念日を前に、米国内の広い地域で荒天が続いている。ミズーリ州セントルイスでは1日、嵐の中で樹木が倒れて駐車中の車を直撃し、乗っていた女性(33)が死亡した。
米国立気象局(NWS)によると、この日は同州でひょうが降ったとの報告が少なくとも8件入り、家の窓が割れたケースも複数あった。さらに数カ所で強い風が吹き、セントルイス市内で大木が根こそぎ倒れたという。
荒天は2日も続き、ロッキー山脈の東側から中西部オハイオ州、テネシー川流域の渓谷から大西洋岸中部にかけての住民計1億人が脅威にさらされている。
南部のケンタッキー州とテネシー州北部では強風や大きなひょう、竜巻が予想され、500万人を対象に警報が出された。