米首都で逮捕の男、トランプ氏が投稿した「オバマ氏の住所」見て現地へ

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容疑者の車両からは銃器も見つかった/US District Court for the District of Columbia

容疑者の車両からは銃器も見つかった/US District Court for the District of Columbia

検察によると、タラント容疑者は6月28日、動画の中でマッカーシー下院議長に言及し、「マッカーシー、あんたの所へ行く。これから起きることは止められない」と発言。この「脅迫発言」を見た司法当局がタラント容疑者の居所を探そうとしたが、突き止めることはできなかった。

翌29日、トランプ前大統領は、オバマ元大統領の住所だと主張する内容をSNSのトゥルース・ソーシャルに投稿。タラント容疑者は自身のトゥルース・ソーシャルのアカウントを使ってこの住所を再投稿した。続いてタラント容疑者はテレグラムに「我々は敗者を包囲した。地獄で会おう、ポデスタ一家、オバマ一家」と書き込んだ。

その直後、タラント容疑者は再びユーチューブでライブ中継を始めた。この時はワシントン市内のカロラマ地区を走行していた。

やがてタラント容疑者は車を止め、同地区を歩き回り始めた。シークレットサービス(大統領警護隊)は、同容疑者が歩きながら撮影を始めた直後から監視を続けた。

シークレットサービスの監視に気付いたタラント容疑者は、通りを外れて公園の方に向かい、シークレットサービスが近づくと逃げようとしたが、取り押さえられて逮捕された。同容疑者の車の中からは、銃2丁や数百発の銃弾、なたなどが見つかった。

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