米3軍の制服組トップ人事、上院承認が下りない初の事態 「安全でない」と国防長官

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ギルデイ海軍作戦部長(左)とフランケティ海軍作戦副部長/Getty, US Navy

ギルデイ海軍作戦部長(左)とフランケティ海軍作戦副部長/Getty, US Navy

タバービル氏は国防総省の性と生殖に関する健康を巡る方針が法令違反だと主張する。駐留地の州法が原因で兵士やその家族が人工妊娠中絶で移動する際の旅費の支給などに反発している。

一方、国防総省の関係者は、司法省からこうした方針が合法との確認を得ていると説明している。

タバービル氏は、承認待ちの人事案は全て今後処理され、自分の対応が国防に影響を与えていないと主張。先月には、自分は軍から政治色を取り除こうとしているとも述べていた。

年末までには米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長の後任人事案も含め、承認を要する人事案が600あまりに達する。

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