米、イスラエル軍に情報伝達の方法「変更を」　ガザの人道支援者保護へ

（ＣＮＮ） バイデン米政権がイスラエルの軍や政府との非公開の会談で、イスラエル軍に対して、人道支援の従事者が滞在している場所に関する情報の伝達方法を変更するよう要求していることがわかった。米当局者が明らかにした。

同当局者によれば、米国のバイデン大統領は４日にイスラエルの」ネタニヤフ首相と電話会談を行う。

パレスチナ自治区ガザ地区で米ＮＰＯ「ワールド・セントラル・キッチン（ＷＣＫ）」の職員７人がイスラエル軍の空爆により死亡したことを受け、イスラエルのガラント国防相は２日、軍に対し、国際機関と「オープンで透明性のある連絡手段を維持するよう」指示を出した。

ホワイトハウスの発言が強硬になるにつれて、バイデン政権の対イスラエル政策との隔たりがますます拡大しつつある。イスラエルは米国から数十億ドル規模の軍事支援という形で、確固とした無条件の支持を受けている。