トランプ氏「口止め料」裁判、弁護側の弁論終了 28日に最終弁論

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法廷から出てきて発言するトランプ前大統領(左)とトッド・ブランチ弁護士=21日、米ニューヨーク市/Michael M. Santiago/Getty Images via CNN Newsource

法廷から出てきて発言するトランプ前大統領(左)とトッド・ブランチ弁護士=21日、米ニューヨーク市/Michael M. Santiago/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) トランプ前米大統領がポルノ女優への不倫口止め料支払いに伴ってビジネス記録を改ざんしたとして起訴された訴訟で、弁護側の弁論が21日に終了した。この日は証人が約90分間証言を行ったが、トランプ氏本人が証言に立つことはなかった。

検察側は前日に弁論を終えていた。

21日に弁護側が召喚した証人は2人。通話記録を証拠にまとめた法律事務職員と、弁護士のロバート・コステロ氏だ。後者はトランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン氏が2018年に米連邦捜査局(FBI)から自宅と事務所の捜索を受けた後、同氏と協議の上、代理人を務めた人物だ。

トランプ氏は自ら証言台に立ち自身を弁護する可能性もあると公言していたが、弁護士らはそれに対し一貫して否定的な見方を示してきた。

結局のところ、この裁判で弁護側にとって最も重要な証人はコーエン氏だった。同氏は検察側の弁論の中で証言したが、弁護側も反対尋問を実施。反対尋問は3日かけて行われ、合計で8時間以上かかった。

この後は最終弁論が戦没将兵追悼記念日明けの28日に予定されている。その週の終わりまでに評決が下る可能性もある。

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