カリフォルニア沿岸でサメ襲撃か 遊泳中の男性が負傷

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2日のサメの襲撃により、海岸への立ち入り禁止を示す看板/City of Del Mar Lifeguards

2日のサメの襲撃により、海岸への立ち入り禁止を示す看板/City of Del Mar Lifeguards

(CNN) 米カリフォルニア州サンディエゴ郡デルマー市の海岸沿いで2日午前、遊泳中の男性(46)がサメに何度もかまれたとみられる傷を負った。市当局の救護責任者がCNNに語った。

男性は午前9時ごろ、救護本部の前の海岸から約100メートル沖で襲われ、胴体や腕、手を負傷したという。

この海岸には普段から水泳上級者らのグループが泳ぎに来ていて、男性もその1人だった。

男性は仲間の助けを借りて岸にたどり着き、救護員の応急手当てを受けてから病院へ運ばれた。複数の大きな裂傷があり、手術を必要とする状態だったという。

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校のサメ研究所が、襲ったサメの大きさや種類をDNAから判定するために現場の海水を採取し、男性のウエットスーツを調べている。研究所の責任者によると、このあたりに集まる若いホホジロザメだった可能性が高いという。

同責任者は、後日同じサメが近づいた時に検知できるような最新技術を試し、海岸の監視体制に役立てたいと述べた。

サメ研究所が昨年発表したドローン(無人機)による研究では、カリフォルニア州沿岸で泳いでいる人のすぐ近くを、知らないうちに若いホホジロザメが通過しているケースは多い。

同責任者によれば、サメが集まる海域でかまれる確率は、そうでない海域よりも低い。サメは人を避けて泳ぐことが知られているものの、「たまに間違えることもある」という。

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