米、ウクライナへの3700億円の追加支援発表 砲弾や迎撃ミサイル

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自走榴弾砲を射撃するウクライナ兵=5月31日、ウクライナ東部ドネツク州/Viacheslav Ratynskyi/Reuters/File

自走榴弾砲を射撃するウクライナ兵=5月31日、ウクライナ東部ドネツク州/Viacheslav Ratynskyi/Reuters/File

(CNN) 米国は3日、ウクライナに対する新たな23億ドル(約3700億円)の軍事支援策を発表した。米国のオースティン国防長官は前日、米国がウクライナに対し、防空用の弾薬などを近く提供すると明らかにしていた。

国防総省によれば、今回の軍事支援策の中には1億5000万ドル規模の砲弾や迎撃ミサイル、対戦車兵器などが含まれる。支援策のこうした部分については、議会の承認を必要としない「緊急時大統領在庫引き出し権限(PDA)」によるもので、早急にウクライナに引き渡すことができる。

追加の22億ドルについては、国防産業と契約する「ウクライナ安全保障支援イニシアティブ(USAI)」の下で購入される。

今回の軍事支援策は、今年4月に950億ドル規模の軍事支援策が議会を通過してから5度目の支援策。950億ドルの軍事支援策の中には610億ドルのウクライナに対する支援が含まれる。

支援策の通過以降、バイデン政権はウクライナに対する軍事支援を着実に継続している。米国は5月に始まったロシアの攻撃を遅らせようとウクライナ政府を支援している。

米国はこうした軍事支援に加えて、米国が提供した弾薬を使ってのロシア軍に対する攻撃についても、ウクライナに対して使用の制限を緩和している。

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