ハリス氏とトランプ氏の支持率、引き続き拮抗 CNN調査
(CNN) 11月の米大統領選の民主党候補ハリス副大統領と共和党候補トランプ前大統領に対する支持率が依然として拮抗(きっこう)している。投票する可能性の高い有権者のうち50%がハリス氏を支持する一方、トランプ氏支持は49%だった。CNNが複数の全米での世論調査の数字を分析した。
分析した世論調査のうち二つはハリス氏への支持がトランプ氏をわずかに上回っている一方、三つの世論調査では選挙戦は事実上拮抗している。
分析した世論調査の中にはFOXニュースが16日夜に公表したものも含まれる。FOXニュースの世論調査でも明確にリードしている候補者はいない。投票する可能性の高い有権者のうち50%がトランプ氏を支持し、48%がハリス氏を支持した。
FOXニュースの調査によれば、トランプ氏を支持する有権者のうち8割が、ハリス氏に反対しているのではなく、トランプ氏に賛同しているため支持していると答えた。ハリス氏を支持する有権者のうち、トランプ氏に反対しているのではなく、ハリス氏に賛同しているために支持していると答えた人の割合は66%だった。
有権者が最も重要視している争点や投票する動機について質問したところ、ハリス氏支持で最も多かった理由は、トランプ氏が嫌い、民主主義の保護、人工妊娠中絶だった。トランプ氏支持で最も多かった理由は、経済、移民問題、候補者の特徴だった。