激戦州ジョージアで期日前投票始まる、初日の投票数が過去最高の水準に 米大統領選

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期日前投票の列に並ぶ人々=15日、アトランタ/Megan Varner/Getty Images

期日前投票の列に並ぶ人々=15日、アトランタ/Megan Varner/Getty Images

(CNN) 11月の米大統領選の激戦州のひとつ、南部ジョージア州で15日、期日前投票が始まった。期日前投票の初日としては過去最多の投票数を記録する見通しだ。ジョージア州では、大型ハリケーン「ヘリーン」によって大きな被害が出たほか、票の集計方法の変更をめぐって訴訟も起きている。

州務長官はX(旧ツイッター)への投稿で、15日の投票数は約25万2000票で、素晴らしい票数だと述べた。これまで最も多かった初日の投票数は2020年の13万6000票だったという。

ジョージア州は今回の大統領選でも最も注目を集めている州の一つ。前回の20年の選挙では、バイデン大統領がジョージア州で僅差(きんさ)で勝利した。トランプ前大統領や側近は選挙結果を覆そうとしたものの、成功しなかった。

こうした取り組みは今年の選挙にも影を落としている。ジョージア州の共和党派の選挙管理委員会は、投票数の集計を手作業で行うなど、選挙の実施方法について変更を認めた。こうした規則の変更をめぐり民主党側などから訴訟が起こされているが、その多くは投票日が近づいているものの、解決されていない。

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