新たな全米世論調査、ハリス氏がわずかにリード 投票する可能性の高い有権者対象
(CNN) 米公共ラジオNPRと公共放送PBS、マリスト大学が実施した大統領選前最後の世論調査の結果が4日、公表された。投票する可能性の高い全米有権者の間での民主党候補ハリス副大統領の支持率は51%と、共和党候補トランプ前大統領の47%をわずかに上回った。
この世論調査によると、投票する可能性が高い有権者のうち55%はトランプ氏について、おおむね実行する意思のある公約を掲げていると回答、44%は票集めのための公約を掲げていると回答した。対照的に、ハリス氏に公約を実行する意思が本当にあるかどうかについては回答が割れ、どちらの回答も49%だった。
経済運営の手腕で勝っているのはどちらの候補かとの質問には、50%がトランプ氏、49%がハリス氏と答えた。好感度ではハリス氏が勝り、ハリス氏に好感を持っているとの回答は50%、トランプ氏に好感を持っているとの回答は45%だった。
一連の新たな調査結果を組み込んだCNNによる各種世論調査の最新のまとめによると、投票する可能性の高い全米の有権者のうち平均49%がハリスを支持し、47%がトランプ氏を支持している。新たに盛り込まれた五つの調査のうち、二つはハリス氏の優位を示しているものの、残り三つでは明らかに優位に立つ候補はいないとの結果が出ている。