ハリス氏、激戦州ウィスコンシンで最後の訴え 違い作れると有権者に呼び掛け
(CNN) 米民主党の大統領候補ハリス副大統領は1日、ウィスコンシン州リトルシュートで最後の訴えを行った。ウィスコンシン州は民主党の牙城(がじょう)「ブルーウォール(青い壁)」を構成する重要な激戦州。
ハリス氏は「ウィスコンシンの皆さんこそが今回の選挙で違いを生み出す」と呼び掛けた。
CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSによる最近の調査によると、ウィスコンシン州ではハリス氏が共和党の大統領候補トランプ前大統領に対し、僅差(きんさ)のリードを保っている。CNNは先月30日に世論調査の結果を報じた。
ハリス氏は発言の中で、米国の生活費を引き下げるための様々な施策をアピール。「1億人を超える米国民を対象に中産階級向けの減税」を実施し、企業による食品価格つり上げを禁止する史上初の連邦法を制定し、高齢者向けの医療保険「メディケア」を拡充して初めて在宅医療に適用できるようにすると誓った。