空港の至近距離でドローン飛行、男2人を逮捕 米ボストン

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米ボストンにあるローガン国際空港から飛び立つ飛行機=2023年3月/Pat Greenhouse/The Boston Globe via Getty Images/FILE

米ボストンにあるローガン国際空港から飛び立つ飛行機=2023年3月/Pat Greenhouse/The Boston Globe via Getty Images/FILE

(CNN) 米ボストンにあるローガン国際空港の至近距離を飛行するドローンが発見され、男2人が14日夜、不法侵入容疑で逮捕された。

警察によると、現地時間の14日午後、空港の至近距離を飛行する危険な無人航空機(UAS)を警察が発見。最先端のUAS監視技術を使ってドローンの位置や飛行履歴を特定し、ほぼ無人のボストンハーバー島(別名ロング島)に操縦者がいることを突き止めた。

同島に出動したボストン警察港湾パトロール隊は、使われなくなった施設の中にいた3人を発見。徒歩で逃げようとした2人を取り押さえ、1人のバックパックの中からドローン1機を発見した。小型艇で逃走したと思われるもう1人についても捜索を続けている。

逮捕されたのはいずれもマサチューセッツ州在住の42歳と32歳の男だった。

米北東部では数週間前から正体不明のドローンが相次いで目撃され、住民や自治体が警戒を強めている。当局はこうしたドローンについて、安全を脅かす兆候は確認されていないとして平静を呼びかけているが、連邦当局に対して詳しい情報を求める声は強まっている。

米連邦航空局(FAA)には計79万1597機のドローンが登録されている。用途は商用と娯楽用がほぼ半々で、写真撮影や農業、取り締まりなどさまざまな目的で使われている。

空港近くでドローンを飛行させることは、「有人機がドローンを見つけて回避するのが難しい」という理由で禁止されている。

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