トランプ米大統領、WHO脱退を表明 新型コロナの対応で「誤り」

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米国のトランプ大統領=20日、大統領執務室/Anna Moneymaker/Getty Images

米国のトランプ大統領=20日、大統領執務室/Anna Moneymaker/Getty Images

(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領は就任当日の20日、世界保健機関(WHO)からの脱退を表明した。

トランプ氏は以前からWHOに対して批判的で、1期目でも新型コロナウイルスが猛威を振るうさなかの2020年7月にWHOを脱退するための手続きを正式に開始していた。

大統領令ではWHO脱退の理由として、「中国の武漢で発生したCOVID―19(新型コロナウイルス感染症)など世界的な健康危機に対する対応の誤り、喫緊の改革の断行失敗、WHO加盟国の不適切な政治的干渉からの独立を示せない無能ぶり」を列挙した。

トランプ氏は同大統領令への署名にあたり、20年の決定に言及して米国が他国に比べて過大な金額を拠出しているとの考えを示し、「これは大きい」と側近に語った。

大統領令には、WHOが米国に対して「不当に過大な拠出を要求し続けている」との文言が盛り込まれている。

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