グアンタナモ湾の移民収容施設が拡張、人工衛星画像で判明
(CNN) 米衛星企業プラネット・ラボの人工衛星画像に、キューバのグアンタナモ湾にある移民収容施設の拡張の様子が捉えられていることが分かった。米国ではトランプ大統領が移民の取り締まりを進めている。
米輸送軍のSNSへの投稿によると、移民を乗せた軍用機が4日、グアンタナモ湾に着陸した。米国土安全保障省の当局者によると、乗っていたのは犯罪歴のある移民約10人。
![グアンタナモ基地の西端、滑走路の近くに新たなテント群が設置されている/Planet Labs, PBC](/storage/2025/02/08/85806d83c9a122b0319a96950636b4b9/february-7-ws-guantanamo-ba-1.jpg)
グアンタナモ基地の西端、滑走路の近くに新たなテント群が設置されている/Planet Labs, PBC
6日には、別の軍用機が有罪判決を受けた移民13人を乗せてテキサス州エルパソを発ち、グアンタナモ湾に向かったという。当局者2人が明らかにした。
ノーム国土安全保障長官は7日、グアンタナモの基地を訪問する考えを示した。
CNNが入手した7日付の書簡によると、米自由人権協会(ACLU)は、移民収容センターからグアンタナモの基地へ最近移送された移民との即時接見を求めている。