仏誌がムハンマド「風刺画」掲載、イスラム教国さらに刺激か
フランス内では国内のイスラム教徒対策が主要な政策課題として浮上しており、国内論議も招いている。この中で同国政府は昨年、イスラム教徒女性の品格をおとしめ公共治安に問題もあるとして顔を隠す被り物などの着用を禁じていた。同様の法案はベルギーでも成立し、スイスではモスク(イスラム教寺院)に付設する尖塔建設が禁止された。
ムハンマドをやゆしたとされる米国映画は中東諸国などで米外交公館への襲撃事件も起こし、リビア東部ベンガジでは米領事館がロケット弾攻撃などを受け米大使ら館員4人が殺害されている。