カタール首相、シリアの「平和的解決は可能」 数週間内に提言

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カタール首相「平和的解決が望ましい」 CNN単独インタビュー

(CNN) 中東カタールのハマド首相は24日、CNNのインタビュー番組でシリア情勢について語り、今からでも非暴力的手段による問題解決は可能だと主張した。

首相はシリア問題について「平和的解決が望ましく、また可能だと確信している」と語り、「飛行禁止区域の設定」と「人道支援の拡大」を柱とした「第2案」を数週間以内に策定する必要があると述べた。さらに、「われわれにも責任がある。シリア国民を救わなければならない」と強調した。

解決策への参加国については「アラブ、欧米諸国が多数参加するだろう」としたうえで、本当に必要なのは米国の協力だと指摘。「(大統領)選挙があることは分かっている。米政府が選挙後、この問題を違った角度から検討してくれることを期待する」と語った。

また、カタールからシリア反体制派に武器を供給してはいないと断言する一方、他国へ逃れた難民には人道支援を提供していると述べた。

解決策にはイスラム教スンニ派とシーア派の対立が取り込まれないことを望むとも述べ、「対立がエスカレートした場合、戦いは泥沼化する」と懸念を示した。

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