カナダ人少女がユーチューブでいじめ告白、自殺
アマンダさんは母親と引っ越し、別の学校に転校した。しかし過去からは逃れられなかった。半年が過ぎても、ネット上には漂白剤や溝の写真が投稿され続けた。
アマンダさんの不安や自傷行為はさらに悪化した。カウンセリングを受けたり、抗うつ剤なども飲んだりしたが、薬の過剰摂取で再び病院に運ばれた。
動画の最後の数枚のカードには「私には誰もいない」「誰か助けて」「私の名前はアマンダ・トッド」と書かれていた。
この動画は多くの注目を集め、ブリティッシュコロンビア州のクラーク首相の目にも止まった。クラーク首相は11日、ユーチューブに動画を投稿し、「いじめは止めなければならない。すべての子どもが安心して学校に通えるようにする必要がある」と訴えた。
10日、アマンダさんは自宅で、遺体となって発見された。自殺だった。彼女はまだ15歳だった。